第9回 東海ARTカンファレンス [俵IVFクリニックの取り組み]

平成25年3月17日に第9回東海ARTカンファレンスが行なわれ、
俵院長が今回の当番世話人として企画から携わり、
当日はワークショップの座長も担当いたしましたので、ご報告いたします。

第1部 『ワークショップ』

①生殖医療におけるカウンセリングの実際
座長 豊橋市民病院 安藤寿夫先生
    俵IVF クリニック 俵史子

演題Ⅰ 愛知県不妊・不育専門相談センターの9年を振り返って
名古屋大学医学部付属病院 総合周産期母子医療センター 助教 後藤真紀先生

演題Ⅱ 不妊専門相談センターの活動の中で感じたこと~過去10年をふりかえって~
三重県立看護大学 鈴木よし子先生

演題Ⅲ 不育症電話相談の現状と課題
名古屋市立大学病院 臨床心理士 鈴木美穂先生

演題Ⅳ 当院におけるコーディネート~困った患者さんへの対応~
医療法人浅田レディースクリニック IVFコーディネーター 園原めぐみ先生

演題Ⅴ 不妊治療患者の心理的問題把握と留意すべきカウンセリングの在り方
医療法人愛育会クリニックママ IVFコーディネーター・不妊カウンセラー 松浦大創先生

第二部 『特別講演』

演題Ⅰ 生殖医療に対する放射線の影響
演者  聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座 五味弘道先生
座長  いくたウィメンズクリニック 生田克夫先生

演題Ⅱ 新たな遺伝医学の展開は生殖医療になにをもたらすのか?
演者 横浜市立大学附属病院 病院長 平原史樹先生
座長 名古屋市立大学医学部産科婦人科学教室 佐藤剛先生

第1部のワークショップでは、参加者からの要望の強かった、カウンセリングをテーマとし、
公的機関側、クリニック側、それぞれの立場から現状やシステムの報告を初め、
実際のカウンセリングの事例等を呈示して頂きました。

当院でも、現在在籍しているカウンセラーに加え、
助産師の資格を持つ不妊カウンセラーを新たに迎え、
患者さんのサポートが出来る体制をさらに強化して行く予定です。

それに伴い、カウンセリングのご予約枠が4月以降変更になる予定です。
今後、院内掲示やHP上でご報告をして参ります。

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東海ARTカンファレンスとは
『生殖医療の最近の進歩には目覚しいものがあり、日々新しい知見が報告されております。生殖医療に携わる我々は、多くの研究成果と臨床データを常に解折し情報を開示すると共に、Quality Assuranceに努めなければなりません。この様なニーズに対応するため東海地区の生殖医療に携わる先生方・技術者の方々が自由に意見交換できる不妊の研究会として今回「東海ARTカンファレンス」が発足しました。』

共通テーマ:妊娠・出産

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