「風疹」に対して医療機関が取る事が出来る対応について [俵IVFクリニックの取り組み]

「風疹の院内感染が懸念される」との調査報告がありましたので、ご報告いたします。

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以下、日経メディカルオンラインより抜粋

日本医療機能評価機構の病院機能評価認定病院で、医師や看護師の入職時に風疹の抗体検査や既往調査を行っている医療機関は31%で、麻疹や水痘についてもそれぞれ36%、30%にとどまっていることが明らかになった。これは北里大公衆衛生学准教授の和田耕治氏が、医療機能評価機構の認定病院のうち、関東にある553病院を対象に、2013年1月9日から2月5日に郵送で調査を行った結果。

この結果を受けて、和田氏は「風疹の流行が続いているが、病院機能評価の認定病院という比較的規模の大きな病院においても、医療従事者に対して入職時に風疹の抗体検査を行っている医療機関は全体の31%と低率だったことに驚いた。医療従事者は患者と接するため、自身が感染する可能性が高いだけでなく、感染した場合には患者を感染のリスクにさらすことになる。安全配慮義務の観点から感染症の患者と接する可能性のある職員に対しては、医療機関の負担で抗体の有無を確認し、抗体がない場合はワクチンを接種する必要があるのではないか」と話している。

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また、和田先生自身のブログでも医療機関で働く人に求められる事として、集団感染の防止を呼びかけています。

当院でも、感染拡大の防止の為に以前より職員の予防接種を義務づけております。
また、患者様が不妊治療に入られる前に「風疹の検査」と「予防接種」をお勧めしております。

ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
風疹予防について 静岡市HP


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