第35回日本エンドメトリオーシス学会 [俵IVFクリニックの日常]

平成26年1月25日・26日、
鹿児島の城山観光ホテルにて、第35回日本エンドメトリオーシス学会が開催され、
俵院長が参加して参りましたのでご報告させていただきます。

エンドメトリオーシスとは… 以下エンドメトリオーシス学会HPより転載
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成熟した女性では卵巣から出るホルモンの変化によって毎月、子宮の内面を被う粘膜(子宮内膜)は発育し、妊娠しなければやがて剥がれ落ちて出血とともに月経となって外へ出てきます。この子宮内膜によく似た組織が子宮以外の場所に発育して卵巣ホルモンの働きで症状を起こす疾患をエンドメトリオーシス(子宮内膜症)といいます。月経時には、その部分にも出血を起こします。エンドメトリオーシスの原因はまだよく分かっていませんが、大きく分けて2つの説が推測されています。

 ・月経で剥がれた子宮内膜が卵管を逆流してこれが腹膜に転移、生着するという移植説
 ・骨盤内臓器の表面を被う腹膜が何かの原因で子宮内膜に似た組織に変化(化生)するという化生説

いずれも1つの説だけでエンドメトリオーシス発生の原因の全てを説明できません。

エンドメトリオーシス学会HPより転載

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原因が多岐にわた「日本エンドメトリオーシス学会」は子宮内膜症の研究や、
診療の中心的な組織としての役割を果たしてきた学会です。

子宮内膜症と不妊症とは、切っても切れない深い関係があると言われています。
日本エンドメトリオーシス学会の「一般・患者様」向けHPはこちらから

静岡厚生病院の中山先生と

写真は、オーラルでの発表を終えた、静岡厚生病院の中山毅先生と

共通テーマ:妊娠・出産

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