不育症こころとからだのシンポジウム [鍼灸部門日記]

静岡県こども家政課主催で開催されました、
「不育症こころとからだのシンポジウム」
に参加して参りましたので、ご報告させて頂きます。

不育症こころとからだのシンポジウム

このシンポジウムは妊娠・出産・不育症に悩まれている方向けのシンポジウムで、
静岡中部では、平成28 年1月31 日に開催されました。

不育症こころとからだのシンポジウム

第一部の講演は、富士小山病院の牧野恒久による、
「不育症の概要と最新の治療法」のお話でした。
不妊症と不育症の関連について、わかりやすくお話しいただきました。

第二部はパネルディスカッション形式で行われ、
パネラーは牧野先生に加え、不育症経験から当事者支援の団体に入られている棚田さん、
不妊症認定看護師の鴨狩さんの三名によるパネルディスカッションでした。

司会の方も不妊症不育症の治療経験のある方だったので、
症状がわかるまでの経緯や治療の中での心身の変化が詳細に伝わる内容でした。

不育症でお悩みの方は、その悩みを自分の中やご夫婦の中にしまい込んでしまう傾向があるようです。

鍼灸師の立場としてこのようなシンポジウムに参加することで、
「一人で悩まない」事の大切さや、患者さまの心身の状態の移り変わりについて、
理解を深められたように感じます。




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