わたしは不妊症かしら? [県・市の取り組み]

日本医師会が発行している、
「健康ぷらざ」No.453で、不妊症について掲載されましたのでご報告させて頂きます。

わたしは不妊症かしら:健康プラザ

記事 わたしは不妊症かしら?
筆者 東京医科大学産婦人科教授 久慈直昭先生


以下記事本文
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不妊症ってなんだろう?
 赤ちゃんが欲しいと思って普通に生活をしていても、何らかの原因があるため、妊娠ができない状態を不妊症といい、病院での治療が必要です。
 不妊症の原因は、大きく二つに分けられます。一つは、夫婦が赤ちゃんをつくる力のある精子と卵子を持っているが、何らかの原因でこの二つが身体の中では一緒になれない場合です。例えば、精子に赤ちゃんをつくる力はあるけれど数が少なすぎたり、動きが悪かったりする、女性の卵管が左右とも詰まっている場合です。
 もう一つは、精子、卵子のどちらかが、赤ちゃんをつくる力を失っている場合です。

不妊症は治るの?
 不妊症の方が病院で治療して赤ちゃんを授かれるかどうかは、原因によります。
 力のある精子と卵子を持ってる場合、一般的な不妊治療や、時には体外受精などの治療をすることで、ほとんどの方が赤ちゃんを授かることができます。
 一方、精子か卵子のどちらかが力を失っている場合、現在の医学では自分たちの赤ちゃんを授かることはできません。

どんな事に気を付ければいいの?
 健康な人でも、一定の年齢を超えると精子と卵子が赤ちゃんをつくる力を失っていきます。特に女性では、早い人では35歳、遅い人でも45歳くらいでその力がなくなります。
 一方、まだ力を持っている卵子や精子を持っているうちに治療を開始すれば、赤ちゃんを授かる可能性も高くなります。
 したがって、できれば結婚してから早いうちに子どもを持つように計画します。もし子どもを持とうと思って1年、女性の年齢が35歳以上の場合には半年経過しても妊娠しなかったら、かかりつけ医に相談し専門医を受診しましょう。

わたしは不妊症かしら:健康プラザ




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