〈スタッフ研修〉AED勉強会 [俵IVFクリニックの日常]
商業施設や駅など、いろんなところで見かけるようになったAED。
ご存知の方も多いですよね?
AEDとは、
A:Automated(自動化された)
E:External(体外式の)
D:Defibrillator(除細動器)
E:External(体外式の)
D:Defibrillator(除細動器)
といって、心臓発作を起こした場合に、電気ショックを与えて心臓の動きを戻すための医療機器です。
2004年7月からは医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになったのですが、
実際に目の前で人が倒れたケースの使用率は、わずか3.7%しかないそう。
その理由は「使い方が分からない」「使う状態なのかわからない」と、操作についての不安が大きく、
使用をためらうケースが多いそうなのです。
クリニックにも、もちろんAEDが設置されており、毎年研修を行っています。
医療資格を持たないアシスタントスタッフでも万が一のときに即時に対応できるよう、
医療資格を持たないアシスタントスタッフでも万が一のときに即時に対応できるよう、
当院の救急救命士の資格を持つスタッフの指導のもと
AEDの使い方と緊急時の対応についての勉強会を実施しました。
AEDは電源を入れると操作方法を音声でガイドしてくれて、
電極パッドをイラストに書いてある通りに貼ると、心臓の動き(心電図)を自動で解析して、
電気ショックが必要なケースかを判断してくれます。
必要と判断された場合だけ電気ショックが流れる仕組みになっているので、
「AEDを使う状態なの?」と考える必要はありません。
AEDを使ったケースと全症例のケースでは生存率が約4倍も差があるそう。
みなさんも、万が一のときに備えて自宅や職場などの近くにあるAED設置場所を確認してみてください。