手を洗いましょう。 [俵IVFクリニックの日常]

初めまして。培養士です。

俵IVFクリニックでは、毎週木曜日に院内カンファレンスを行っています。

その中で、看護師・培養士・診療アシスタント・事務が交代で担当する勉強会があります。
各部署の業務内容の中から1テーマを掘り下げて、資料を作って皆で勉強する会です。

先週の担当は培養士でした。

テーマは「滅菌・消毒」

滅菌というのは、器具などに存在する細菌などの微生物を全て殺してしまうことを言います。
処置に使用する器具はもちろん、培養に使用する器具も全て滅菌済みのものを使用します。

滅菌・消毒方法には色々な種類があって、滅菌する物によってその方法が変わります。

例えば、金属の器具は180℃以上の熱をかけて滅菌することができますが
ガーゼを滅菌する時は熱をかけると燃えてしまうので「高圧蒸気滅菌法」で行います。
当院では、診療アシスタントや看護助手が、対象物ごとに決まっている方法で、それぞれ滅菌を行っています。

次に消毒ですが、培養士は培養室に入る度に消毒液でひじまで手洗いをします。
1日に10回くらいは手をゴシゴシ洗います。

勉強会の中で正しい手洗い方法をもう一度おさらいをしました。

手のひら→甲→指の間→爪の間→手首→腕 の順番でしっかり洗ってきれいに流します。

カンファレンス滅菌・消毒
ゴシゴシゴシ…

皆さんもお料理をする前や、外出から戻った時は必ず手を洗ってうがいをしましょう。

冬は特に手が荒れやすいですが、手が荒れていると雑菌が繁殖しやすいため
皆さんも手荒れはしっかりケアしてください。
水仕事の後には必ずハンドクリームを!!
ゴム手袋などで防御するのも手荒れ防止に有効だそうです。


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