鍼灸ルーム移設のお知らせ [鍼灸部門日記]
5月1日より周産期外来設立に伴い鍼灸室が移動しました。
新しい鍼灸室は1F玄関を入って右の奥です。
また、いくつか変更点がございますのでお知らせします。
① 予約について
これまでは予約優先で施術をしていましたが、完全予約制となりました。
※ 注意
不妊外来・専門外来の診察と同じ日に鍼灸治療をご希望の場合
・診察予約の前の時間であれば鍼灸施術の予約ができます(診察時間の後は予約できません)
・採血の待ち時間でもご予約ができます
※ 予約方法
インターネットまたは、クリニック2Fのチェックインカウンターでお願いします
② 初診について
これまでは木曜日でしたが、水曜日の午後の受け付けとなりました。
※ 所要時間はこれまで通り1時間程度です。
※ 注意
初診の方はWeb問診票を忘れずにご入力ください
③ 移植当日の施術について
6月より胚移植当日の鍼治療も有料となります。
また、移植前の最終診察までに鍼灸の初診を受けている方のみ対応できます。
ご質問やご不明な点がある場合は鍼灸室スタッフ、
もしくは専用番号070-6470-0676にお問い合わせください。
変更に伴いご不便をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
たまご講座 開催のお知らせ [鍼灸部門日記]
運動や食事による体質改善の話から、家でもできる実技もお伝えして好評を得た前回の「たまご講座」。
当日は満席のご応募をいただき、第二弾の開催日程が決まりましたので、お知らせです。
●2016年9月3日(土)15時~(1時間~1時間半程度を予定しています)
たまご講座『鍼灸師が伝える妊娠しやすい身体づくり 妊娠のためにあなたに絶対必要なこと』
鍼灸治療は、血流改善や筋緊張暖和、抗ストレス作用の効果があり、生理痛、足の冷え、便秘などの自律神経機能異常が原因となる症状にも有効です。
これらの鍼灸治療の効果が、妊娠・出産しやすい身体づくりにつながるのです。
「東洋医学的な妊娠・出産の捉え方って?」
「鍼灸治療がどのように身体を変えるの?」
「鍼灸治療には、どんな効果があるの?」など、疑問がある方に具体的にご説明いたします。
自宅でできるセルフケアの実演も予定しております。
参加は無料で、当院に通院していない方も参加可能なので、
ご夫婦や友人などお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
定員になり次第、予約受付を終了させていただきますので、お申込みはお早めに。
詳しくは当院ホームページの「たまご講座」をご覧ください。
なお、内容は5月開催時と同様です。
第65回全日本鍼灸学会学術大会 [鍼灸部門日記]
6月10〜12日に第65回全日本鍼灸学会学術大会が、北海道・札幌にて開催されました。
今大会のテーマは『これからの日本の医療を担う鍼灸 ~鍼灸治療と医療連携~』。
現代のさまざまな病気に立ち向かうには、西洋医学のみの医療体系だけでは不備があり、心身一如の考え方を持つ東洋医学・鍼灸が担う部分も大きなものがあります。
西洋と東洋の医学の共同作業には、一般医療機関との緊密な連携が不可欠です。
このような観点から、鍼灸の現状と未来について意見を出し合うべく、全国から鍼灸師が集まりました。
さまざまなフィールドで活躍する鍼灸師の方々と幅広い意見交換ができ、鍼灸の可能性を再認識できる機会になりました。
今回は鍼灸師として『不妊治療に対する鍼治療の検討 胚移植前後どちらに効果があるか?』を
発表してまいりましたので、ご報告させていただきます。
追伸。
札幌の街ではよさこい祭りが開催され、盛り上がっていました。
たくさんの活気を感じ、充実した日々になりました。
第38回 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座 [鍼灸部門日記]
平成28年6月5日と5日に、日本不妊カウセリング学会主催の
第38回「不妊カウセラー・体外受精コーディネーター養成講座」が開催されました。
38回目を迎えた今回は、
「先輩不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターに学ぶ」と題し、
不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターを取得して、
各分野で働く専門家の現状を話す…という試みが行われ、
病院で働くカウンセラー、培養士外来で働く胚培養士、
、中医漢方相談薬局で働く薬剤師、鍼灸師、不妊相談センターで働くカウンセラーが講演しました。
今回は俵IVFクリニック鍼灸室明生鍼灸院で働く、
不妊カウンセラーの鍼灸師として講演して参りましたので、ご報告させていただきます。
「たまご講座」のこと [鍼灸部門日記]
たまご講座「鍼灸師が伝える妊娠しやすい身体作り 妊娠に絶対必要なあなたにしかできないこと」を
開催致しましたのでご報告させて頂きます。
鍼灸治療で効果が期待できること、東洋医学からみた妊娠の考え方などを、
具体的に分かりやすくご紹介しました。
また、運動や食事による体質改善の話から、家でもできる実技もお伝えし、
当日は大変ご好評いただきました。
早くも第二弾の声をいただいていますので、
また何か決まり次第、ご報告させていただきます。
詳しくは、当院HPの「たまご講座」ページをご覧下さい。
講師 鈴木裕明
俵IVFクリニック明生鍼灸院院長
明治国際医療大学 非常勤講師
たまご講座 [鍼灸部門日記]
『鍼灸師が伝える妊娠しやすいカラダ作り、妊娠のためにあなたに絶対必要なこと』
を開催します。
東洋医学的な妊娠出産の捉え方や鍼灸治療がどのようにカラダを変えるのかを具体的に分かりやすくお伝えします。鍼灸治療に効果があるらしいが、どのような効果があるのか?と疑問がある方には、ぜひ聞いていただきたいです。
東洋医学は自然治癒力を高め、健康状態を維持しやすいカラダを目指します。おいしくごはんを食べる、しっかり眠る、そうした元気な身体と穏やかな気持ちを変わっていくことが妊娠の可能性を大きくします。
女性にとって妊娠は最大級のライフイベントです。少しでも不調、不安を減らしておきたいものです。毎日の生活のなかに、そのチャンスはあります。
妊娠しやすい生活習慣とカラダ作りをみっちり1時間お話します。
詳しくは、当院HPの「たまご講座」ページをご覧下さい。
講師 鈴木裕明
俵IVFクリニック明生鍼灸院院長
明治国際医療大学 非常勤講師
セイリン工場見学 [鍼灸部門日記]
みなさん体調は崩されてはいませんか。
先日、私たちは静岡市清水区にあります、セイリンの工場見学に行ってきました!
…セイリンってなに?と思われる方たくさんいらっしゃると思いますが、実は鍼灸師にはなくてはならないもの「鍼」を作っている会社です。
当院でもセイリン社の鍼を使用し、鍼灸業界では誰もが知る会社です。
このような機会は中々ないので、前日から興奮気味の私でした。
到着後さっそくセイリンの理念や鍼を作る工程の説明をスライドで受け、
私たちの手元にくるまでにとてつもない時間と手間をかけて作られていることに驚きました。
実際に鍼の元になるステンレスワイヤーを見せて頂きました。それがこちらで
す。
この巻きついているワイヤーからまっすぐにする「匡正(きょうせい)」という加工。この工程で曲がったワイヤーをできるだけ真っ直ぐに出来るかがこの後の全ての工程に影響を及ぼす、大切な加工の一つです。この加工は、セイリンにしかない特注の機械で作られている独自技術だそうです。
他にも、鍼先を研ぐ「研削」、すべての汚れを落とす「洗浄」、他のパーツとの「組立」、清潔を維持するための「包装」、安心安全のための「滅菌」と膨大な工程がありました。さらにすべての工程と工程の間に検査がありました。世に出た鍼の品質管理のために1本1本を追跡ができる「ロット管理」、製造後毎年2回のサンプル検査も同時に行われていました。
いろんな工程があるのを理解したうえで、いざ実際に鍼が作られている工場へ。
鍼を作っている部屋と廊下の間に、気圧差を起こし、ゴミや菌が中に入らない工夫があり、製造スタッフの方は顔しかでない服を着用しエアシャワーを浴びるなど清潔への取り組みが徹底的に管理されていました。
鍼は元となるワイヤーの加工からはじまり、最後の箱詰めまで進んでいくのですが、ほぼすべて人の手に触れず無菌のまま機械が仕上げまで行います。全自動の機械を設計し組み立ては、セイリンの社員たちで行い、より質の高いモノ作りのために全てカスタマイズしながら自ら作っていくそうです。だからこそ世界にここだけにしかない機械になります。最後に抜き取り検査で異常がないことを確認し、出荷になります。
いろんなことを、たくさん詳しく説明して頂き本当に貴重なお時間でした。
私たち鍼灸師は、手の感覚で治療をしています。この時、鍼の形状が少しでも違えば私たちの感覚は迷い技術は発揮されなくなってしまいます。
しかし、セイリンさんは何度作っても同じ形状同じ角度、私たち治療者のことをすごく考えて頂いていることに感銘致しました。また治療した際に、いかに痛みがでないか、いかに心地よく鍼を受け入れるか治療者からの立場だけでなく患者様からの立場になって考え製造して頂いていること、すごくありがたく思います。
私たちもセイリンさんの患者様への思いに負けないくらい、より良い治療を受けて頂けるか考えながらこれからも精進していきたいと思います。
寒さに対する予防 - 普段よりの養生 - [鍼灸部門日記]
急に暖かい日もあったり…体調は崩されてはいませんか?
東洋医学では病気にかかる前に、
病気にならないように普段から養生することを重要としています。
そこでこの時期にふさわしい過ごし方をご紹介したいと思います。
まずは身体を冷やさない。寒さから身を守ることが大切です。
もし冷えに伴い身体に出る症状とすると、
① 血行不良
② 筋のひきつり、痛み
③ 腹痛、下痢、頻尿、むくみ、腰痛
などの症状が出る事が知られています。
このような症状が発現する前の東洋医学的予防として、
① 薄着、露出を控える。(腹巻きがオススメです!)
② 入浴をしっかりする。(汗と一緒に流れた水分を補給する為にも水分補給はこまめに!)
③ 冷たい物を食べ過ぎない。(お鍋の季節ですね!)
④ 下腹部を撫でる。
お臍の真下から指4本分のとこに「関元」というツボがあります。そこは、体のエネルギーが蓄えられる場所です。撫でるだけでも効果はあるので、暇さえあれば撫でてください!
参考になればと思います。他にもいろいろな面から予防をしてみて下さい。
皆さんも自分なりの冬の過ごし方を見つけて、
体調を崩さないように毎日を楽しく過ごしましょう。
不育症こころとからだのシンポジウム [鍼灸部門日記]
「不育症こころとからだのシンポジウム」
に参加して参りましたので、ご報告させて頂きます。
このシンポジウムは妊娠・出産・不育症に悩まれている方向けのシンポジウムで、
静岡中部では、平成28 年1月31 日に開催されました。
第一部の講演は、富士小山病院の牧野恒久による、
「不育症の概要と最新の治療法」のお話でした。
不妊症と不育症の関連について、わかりやすくお話しいただきました。
第二部はパネルディスカッション形式で行われ、
パネラーは牧野先生に加え、不育症経験から当事者支援の団体に入られている棚田さん、
不妊症認定看護師の鴨狩さんの三名によるパネルディスカッションでした。
司会の方も不妊症不育症の治療経験のある方だったので、
症状がわかるまでの経緯や治療の中での心身の変化が詳細に伝わる内容でした。
不育症でお悩みの方は、その悩みを自分の中やご夫婦の中にしまい込んでしまう傾向があるようです。
鍼灸師の立場としてこのようなシンポジウムに参加することで、
「一人で悩まない」事の大切さや、患者さまの心身の状態の移り変わりについて、
理解を深められたように感じます。
鍼灸室よりお知らせ - 一部予約制導入と診療時間の変更について - [鍼灸部門日記]
大きくは以下の2点が変更となります。
①鍼灸施術における、一部予約制の導入
(不妊外来・各種専門外来は完全予約制です)
②診療時間の変更
■一部予約制の導入にいて
一部予約制を導入することで、患者様の鍼灸施術の待ち時間を少なくすることを目指します。
(これまで同様に、ご予約をいただかなくても鍼灸施術を受けることはできます)
以下のように30分ごとに施術枠を設定しています。
例)10時にご予約 → 10時に施術を開始、10時30分までに施術終了
**鍼灸施術をご予約頂く上での注意点
・不妊外来・専門外来診察と同じ日に鍼灸治療をご希望の場合
→ 不妊外来・専門外来診察後の、鍼灸施術のご予約頂くことは出来ません。
→ ご予約頂く場合、鍼灸施術の予約が診察の予約より早い時間であればご予約頂けます。
→ 不妊外来・専門外来診察後に鍼灸治療をご希望の場合は、ご予約は頂けませんが、
直接鍼灸室にお越し頂き、順番をお待ち頂ければ鍼灸施術を受けて頂く事は可能です。
*ご予約は、11月16日よりお取り頂けます。以下のURLからお願いいたします。
> 俵IVFクリニックインターネット予約
■診療時間の変更について
より施術を受けて頂きやすくなるよう、以下の図のように診療時間を拡充いたします。
**変更事項
・午前施術の開始時間
→ 変更前:9時00分開始 変更後:8時30分開始
・午後施術の開始時間の統一
→ 一部14時30分からお受けしていましたが、15時00分開始に統一させていただきます。
・午後施術の終了時間
→ 変更前:月・水・金18時00分終了 変更後:月・水・金18時30分終了
(木曜日の午後は、従来通り17時00分までとなります)
・土曜日、午後施術枠の増加
→ 15時00分から16時00分の時間枠の新設
・初診枠の変更
→ 変更前:火曜日午後・木曜日 変更後:木曜日のみ
以上、ご質問やご不明な点がある場合は鍼灸室スタッフ、
もしくは専用番号070-6470-0676にお問い合わせください。
変更に伴いご不便をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
俵IVFクリニック鍼灸室